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イースター礼拝

わたしは主を見ました

ウイリアム・モーア

2008.3.23

 

ヨハネによる福音書20章1−23

◆復活する

  1:週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。2:そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」

  3:そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。4:二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。5:身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。

  6:続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。7:イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。8:それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。9:イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。10:それから、この弟子たちは家に帰って行った。

 

◆イエス、マグダラのマリアに現れる

 11:マリアは墓の外に立って泣いていた。泣きながら身をかがめて墓の中を見ると、12:イエスの遺体の置いてあった所に、白い衣を着た二人の天使が見えた。一人は頭の方に、もう一人は足の方に座っていた。13:天使たちが、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」14:こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった。

 15:イエスは言われた。「婦人よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか。」マリアは、園丁だと思って言った。「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。わた

    しが、あの方を引き取ります。」16:イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。17:イエスは言われた。「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから。わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。」18:マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。

 

◆イエス、弟子たちに現れる

 19:その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。

 20:そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。

 21:イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」22:そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。23:だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」

 

 

【フィリップとイースターの宿題】

フィリップと言う小学生は普通の男の子ではありませんでした。彼は知的障害を持って、12歳なのに、知力が一年生程度でした。しかし、フィリップの両親は出来るだけ彼に普通のクラスに参加させる為、一般の小学校に行かせました。フィリップは頑張りましたけれども勉強はなかなか難しくて、他の子供達にはついていけなかったのです。春になると、先生は復活祭の事、イエス・キリストがお墓から蘇った事をクラスに教えてくれました。先生が特に強調したのは、主イエスが復活してから、そのお墓が空になった事です。そして、宿題として先生は生徒達にプラスチック卵一個ずつを渡して、このように言いました。「プラスチック卵をお家に持って帰って、復活と新しい命を示す物を探し、卵に入れ、明日学校に持って来て下さい。分かりましたか。」子供達皆は、「先生、分かりました」と熱心に答えましたが、フィリップは先生に聞かれても何も返事しませんでした。ですから、いつものようにフィリップの家へ連絡して、宿題を説明するつもりでしたが、先生は忙して忘れてしまいました。

 

【卵の中身】

翌日、生徒たちは教室に入ると皆はプラスチック卵を先生の机にあるカゴの中に置きました。そして、先生は卵一個ずつ開けて、中身を皆に見せました。ある卵を開けると小さなお花がありました。「お花は確かに新しい命の印です。お花が咲くと春が来ますね」と先生が話しました。すると、ある女の子が手を上げて、「私があの卵を持って来ましたよ」と言いました。先生は次の卵を開けるとチョウチョウの写真がありました。そして、「チョウチョウが繭(まゆ)から出て来ると復活に似たようですね」と言いました。

 

【空っぽの卵】

今度の卵を開けて見ますと、その中には何もありませんでした。先生は、「この卵は多分フィリップの物でしょう。宿題が分からなく、卵をこのまま持って来てカゴに入れたでしょう」と思いました。そしてフィリップに気恥ずかしくさせないように、何も言いわずに、次の卵を取って開けようとしました。しかし、フィリップは言い出しました。「先生、何故私の卵の事を言わなかったの。」そして、「あなたの卵は空っぽなので、言う事があんまりなかったから」と言われると、フィリップは返事しました。「だって、先生が言ったでしょう。復活したので、イエス様のお墓は空っぽになったよ。だから、僕は卵をそのまま空っぽで返しました。」

 

【週の朝早く】

主イエスの弟子達は朝早く主のお墓参りをすると、そのお墓は空でした。イエスは三日前、当局によって宣告され十字架につけられてしまいました。そして、主がお亡くなりになられると、ある弟子が許可を得て、イエスの遺体をお墓に納めました。

 

【主イエスの御苦難】

言うまでもないが、主イエスの死を目撃した弟子達皆は大変なショックを受けました。全く信じられない事が起ってしまったからです。エルサレムに近いオリブと言う山で始まりました。突然、刀と棒を持っている神殿の警察が現れ、主イエスを逮捕して、尋問の為に大祭司の家まで連れました。そこでイエスが打ちたたかれ、「あなたは神の子なのか」と聞かれました。主はこのように答えました。「あなたがたの言うとおりである。」

 

【ピラトの前で】

そして、警察は主をローマ帝国の総督ピラトの所へ連れて行って、ピラトに対してイエスについて色んな偽りを言いましたけれども、総督は彼等を信じませんでした。「私はこの人に何の罪を認めない」と宣言しましたが、彼等はその決断を受け入れませんでした。「十字架につけよ、十字架につけよ」と叫び続けました。イエスに何の罪も見いだせなかったのに、群衆の声が勝って、彼等を喜ばせる為に、ピラトは主を引き渡しました。二日のあっと言う間に、主イエスは捕えられ、残酷に処刑されてしまいました。そして、全ての希望をイエスにかけた弟子達は絶望したのです。主はイスラエルの救いだと信じて来たのに、その期待は全く空しくなったと思いました。しかし、日曜日の朝の出来事は全てを変えました。

 

【マグダラのマリア】

今日与えられた御言葉によりますと、「週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。」(ヨハネによる福音書20:1

 

マグダラのマリアはイエスの女性の弟子で、主の死を嘆く為、お墓に参りました。お墓に着くと、その入り口から、ドアになる石が取り除けてあるのを見ました。誰かが主の遺体をお墓から取ってしまったと思って、他の弟子達の助けを求めに走り、言いました。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、私達には分かりません。」

 

そして、皆は慌ててお墓へ飛んで行って、お墓の中を覗くと、言われた通りに主の遺体がありませんでした。そして、不思議なことに主の遺体を巻いた亜麻布と頭を包んでいた覆いはそのままお墓に残っていました。

 

他の弟子達がそれぞれの家に帰りましたが、悲しみに沈んだマグダラのマリアは主のお墓から離れられませんでした。お墓の外に立って泣いていました。愛するイエスは罪を何も犯さなかったのに、十字架で悲惨な死を経験されました。そして、更に、誰かが主の遺体を奪って、その置いた場所は全く不明でした。マリアにとってそれは悲劇の中の悲劇でした。

 

遺体がいないとそのお別れはもっと辛かったのです。そして、泣きながらもう一度お墓の中を見ると、大変驚きました。聖書によりますと、「イエスの遺体の置いてあった所に、白い衣を着た二人の天使が見えた。一人は頭の方に、もう一人は足の方に座っていた。天使たちが、『婦人よ、なぜ泣いているのか』と言うと、マリアは言った。『私の主が取り去られました。どこに置かれているのか、私には分かりません。』 こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった。イエスは言われた。『婦人よ、なぜ泣いているのか。誰を捜しているのか。』マリアは、園丁だと思って言った。『あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えて下さい。私が、あの方を引き取ります。』イエスが、『マリア』と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、『ラボニ』と言った。『先生』という意味でる。イエスは言われた。『私にすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから。私の兄弟たちの所へ行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、私の神であり、あなたがたの神である方の所へ私は上る』と。マグダラのマリアは弟子達の所へ行って、『わたしは主を見ました』と告げ、また、主から言われた事を伝えた』と記されています。

 

【主イエスは蘇られた】

確かに主イエス・キリストのお墓は空でした。しかし、マリアが思ったように誰かがその遺体を運び去った訳ではありませんでした。確かに、主イエスは蘇られました。そして、マリアだけではなく、多くの人々は生きておられる、復活させられた主に出会いました。

 

私達は主イエスの弟子達の喜びを想像出来ます。三日前、十字架にかかれ、死んでしまった主は今は生きておられる。父なる神の力によって死の力は壊されました。罪人の勝利のような状態は神の勝利になりました。

 

【もし復活がなかったら】

そして、主の復活によって弟子達はすっかり変わりました。復活がなければ、弟子達は皆それぞれの所へ帰って、イエスの事は忘れられたでしょう。復活がなかったら、イエスは大失敗してしまったと言えるしかないです。しかし、弟子達は自分の目で蘇られた主を見て、力強く主の福音を遠い国までも伝えに行きました。そして、主の復活の故に今日の私達の集会も出来ました。

 

【三つの空(無)】

非常に意味深い事だと思いますが、イースターの際に私達は三つの空の事を覚え祝います。

 

1,主はご自身を無にされた】

初めに、主イエスは私達の為に御自分の全てを注ぎ出して下さいました。すなわち、私達の為に御自分を無にして下さったのです。全人類の為に主は天国のあらゆる特権と栄光を自ら捨てて、無力な赤ちゃんの姿でこの世にいらっしゃいました。そして、さらに、私達の為に十字架で御自分の命さえも犠牲にして下さいました。あなたと私の唯一の救いの道を開くように主は全てを注ぎ出し、惜しまずに御自分を無にしました。

 

それは私達が豊かになる為です。主イエスを通して、一人一人の為の神の愛がはっきりと現されました。主は御自分の犠牲をもって私達の罪を贖って下さって、神と和解されました。ですから、神との親しい関係を持ち、主はいつも私達と共に歩んで、勇気と力と希望を与え、助けて下さいます。また、生きる為の本当の目的を授けて下さいます。

 

神は一人一人の為に御計画を立てて下さり、その計画の中に生きるのは私達の喜びと満足と生き甲斐なのです。主イエスは私達の豊かさの為に御自分を無にして、つまり空にして下さいました。

 

2,人類を救う十字架はただ一度だけ】

二番目に、イースターの際に主イエスの空の十字架を祝います。主は私達に代わって十字架の死を体験されました。その贖い死は一度だけの死ですけれども、私達の全ての罪を清める力があります。昨日の罪と今日の罪と、これから犯す罪、全てが赦されました。イエスは十字架でお亡くなりになる直前に、「全ての事が成し遂げられた」と宣言されました。その瞬間、私達の全ての罪の為の支払う報酬が払われました。その故に主はもう一度十字架に掛かる必要がありません。私達は空の十字架を見ると主の一度だけの贖い死を新たに覚え、感謝と喜びで一杯です。

 

3,空のお墓】

最後に復活祭の時にもちろん第一に主イエスの空のお墓を思い出し、祝います。イエス・キリストは十字架で死にましたけれども、神の力によって死は征服され、主が復活なさいました。つまり、お墓にはおられません。

 

イエスは言われました。「私は復活であり、命である。私を信じる者は、死んでも生きる、生きていて私を信じる者は誰も、決して死ぬ事はない。」(ヨハネ福音書11:2

 

【主は永遠に私たちと共に】

イエス・キリストの空のお墓と復活によって、勝利を得た神は私達にこの世にいる間も、大きな希望と勇気を授けて下さいます。また、大事な使命が与えられています。如何なる世であっても、生きておられる神、主イエス・キリストによって私達は生かされています。更に永遠の豊かな命までも授けて下さいます。愛する兄弟姉妹、恐れるな、主イエス・キリストは蘇られました。本当に蘇ったのです。(おわり)

      

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