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子たちを祝福しよう

ウイリアム・モーア

2008.5.25

 

マタイによる福音書19章13−15

13:そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。14:しかし、イエスは言われた。「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」15:そして、子供たちに手を置いてから、そこを立ち去られた。

 

 

【ひどい嵐の夜】

あるひどい嵐の夜、4歳の女の子が雷の音で恐怖に襲われました。そして、彼女は起きて、泣きながら親の部屋へ飛んで行って、寝ているお父さんとお母さんの間に入りました。そこで両親の腕に慰めを求めました。お父さんは、「神様があなたを守って下さるから、騒がなくても良いのよ」と娘をなだめようとしました。そうすると、彼女は、「そんな事知っているけど、今、暖かい肌が欲しいの」と返事して、親の腕にもっと近く寄り添いました。

 

今日の御言葉の子供達は、味方に、ただ暖かい肌をした誰かではなく、主イエス・キリスト、暖かい肌をまとった神の独り子こそがその子供達を愛し、祝福して下ったのです。

 

【ラビの祝福】

今日、与えられた御言葉にこう記されています。「イエスに手を置いて祈って頂く為に、人々が子供達を連れて来た。」イエス・キリストの時代の習慣ですけれども、家族の者が赤ん坊や幼い子供達をユダヤ教の先生のところへ連れて行き、そのラビから特別な祝福と祈りを頂きました。ラビは手を子供に置いて、あるいは、赤ん坊を抱いて、その子の上に主の恵みと、お守りと、御臨在がありますようにと、神の御名によって祈って下さいました。

 

【弟子たちはこの人々を叱った】

ですから、人々は、パレスチナを巡回しながら神の福音を述べ伝えているイエスにも自分の子供達を連れて来て、主の祝福を求めました。そして、どんなに忙しく、疲れていても、主イエスは喜んでその両親と子供達を受け入れ、神の豊かな祝福を祈りました。しかし、今日の個所に記されているように、主の弟子達はその子連れの人々を迷惑に思い、彼等を叱って、追い払おうとしました。そして、主はその態度を現した弟子達を叱り、子供達を喜んで受け入れ、祝福を授ける事によって彼等を愛し高く評価されました。「子供達を来させなさい。天の国はこのような者たちのものである」と弟子達に教えられました。

 

【日曜学校・教会の子どもたち】

人の動機は色々あって、いつも複雑ですけれども、恐らく、現在の親が自分の子供らを日曜学校と教会へ行かせるとき、大昔、主イエスが幼子に賜ったような、その同じ神の祝福を子供らの為に求めているかも知れません。教会に子供達を行かせる父母方は神のお守りと豊かな恵みを自分の子供達の為に求めている事に違いありません。そして、主イエスのお働きを続ける私達は、何よりもイエス・キリストの祝福を集会の日曜学校の子供達に与えるべきであります。それは学校やクラブや友人の付き合いなどが果たせない、キリスト教会の特別な使命と特権ではないかと思います。

 

【アダム・イブへの祝福】

聖書に、神の祝福の重要性は天地創造の時から強調されています。創世記1章2729節に全人類に対する神の祝福が記されています。「神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。神は彼等を祝福して言われた。『生めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物を全て支配せよ。』」

 

【神のアブラハムへの祝福】

そして、神は御自分の特別に選ばれた民の先祖アブラムをこのように祝福しました。「主はアブラムに言われた。『あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、私が示す地に行きなさい。私はあなたを大いなる国民にし、あなたを祝福し、あなたの名を高める、祝福の源となるように。あなたを祝福する人を私は祝福し、あなたを呪う者を私は呪う。地上の氏族(しぞく)は全て、あなたによって祝福に入る。』」(創世記1213節)

 

【主イエスの祝福】

人間は誰一人として、自分の造り主の祝福がなければ、全ては空しく、無意味になってしまいます。主イエスが齎して下さった「豊かな命」を経験出来ないからです。しかし、その祝福を頂くと、神の恵みと御計画と救いに入り、神の子供として平安と希望を豊かに楽しむ事が出来る訳です。そして、神は地上での主イエスの体である教会を用いて御自分の祝福を授けて下さるのです。つまり、あなたと私は神の器として、アブラムのように、祝福の源となります。    

【祝福するとは】

その祝福の具体的内容は何でしょうか。やはり、内容は主イエスの模範を見て分かるものです。なぜなら、私達はただ自分の祝福を子供達に与えるのではありません。却って、神は私達を用いて、御自身の祝福と恵みを子供達に授けるのです。

 

【主イエスは子供達を愛された】

第一に、主イエスは子供達を心から愛し、その愛を彼等に現しました。忙しかったのに主は子供達に目を向け、可愛がりました。彼等を抱いて、優しく話掛けました。子供達に手を置きました。そして子供達を大人と同様に高く評価されたのです。つまり、幼児をただ潜在的大人として評価したのではなく、子供そのものの存在と価値をとても大事にして下さいました。「天の国はこのような者たちのものである」とおっしゃる事によって、大人は重要な事を子供から学ぶ事があると宣言されました。そして、子供達は主イエスの愛を深く感じて、父なる神の愛がどのようなものであるか分かって来ました。

 

愛する兄弟姉妹、神の民と主イエスの教会である私達は、何よりもイエス・キリストを模範として、子供達を心から愛すべきではないかと思います。そして、私達の愛を通して彼等はいつか神の愛が分かって来て、その愛のうちに生きると信じております。

 

 

 

【励ましの言葉】

子供達を愛する人は時間を掛けて、愛想よく子供の話を聞いて、その喜びと希望と心配も真剣に受け入れる必要があります。また、子供達を励ます大事な役割があると思います。主イエスの子供達とのお話しが記されていませんが、恐らく、おもに励ましの言葉だと思います。「あなたは何でも良く出来る。素晴らしい賜物を持っている。君は立派な人になるよ。神はあなたを本当に愛しているよ。あなたを見ると嬉しくなります。あなたは素敵です。」子供達は私達を通してその神からの励ましの言葉を聞かなければなりません。励ましを私達から聞かないと、どうして分かるのでしょうか。

 

【子らに唯一の神を知らせる】

第二に、私達は子供達に愛である唯一の神のお話を教える必要があります。その良いお知らせを聞かなかったら、どうして信じて、主の祝福を受けるのでしょうか。私達は信仰の種を子供に蒔いたら、神の時間に、実を豊かに結びます。

 

一年前から、私は三宮にある中華教会の仁愛幼稚園に携わって来ました。その教会と幼稚園は戦後から、うちのミッションが開拓しましたので、ちょっと手伝いをすることになりました。一番嬉しい事は卒園生が20年、30年後でも、幼稚園に帰って来て、「洗礼を受けた」と言う嬉しい事を伝えて下さいます。そして、大事にされた、卒園式の時に貰った聖書を持ってくれる事も嬉しいです。やはり、神はずっと前に蒔かれた種を守って、成長させて、御自分の時間に実を結ばせたのです。

 

【子らのために祈る】

第三に、主イエスが子供達の為に祈って下さったように、私達も子供の為に祈る特権が与えられました。人々は、「イエスに手を置いて祈って頂く為に子供達を連れて来ました」と記されています。神の祝福とお守り、神の助け、また、神が信仰の恵みを子供達とその家族に賜るようにと祈るべきではありませんか。愛する神は私達の祈りを聞いて、御心ならば、叶えて下さいます。「私の名によって願う事は、何でも叶えて上げよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。私の名によって何かを願うならば、私が叶えて上げよう」(ヨハネによる福音書14章1314)と主が約束して下さいました。その約束を心から信じ、真剣に子供達の為に祈りましょう。子供の前に、また、自分だけで私達に託せられた日曜学校の生徒、そして自分の子供と孫と甥と姪の為にも祈るべきです。

 

愛と、神の御言葉を伝える事と、お祈りを通して、子供達に信仰の種が蒔かれて、彼等は一生神の豊かな祝福を経験出来ると思います。どうか、私達一人一人は主の愛と知恵と忍耐を持って、人の救いと神の国の発展の為に、この使命を果たしましょう。

 

【子どもから受ける祝福】

そして、子供達に祝福になりながら、私達は子供を通して頂く神の祝福を忘れてはいけません。「天の国はこのような者達のものである」と主は言われました。私達は子供のように神の国を受けないと、決してそこに入る事は出来ないと主イエスが教えて下さいました。子供達の謙遜と、素直な心と、喜びと、正直と、赦す心などは、私達大人に、天の国の徳目を教える訳です。ですから、不思議に、神は私達を用いて、御自分の祝福を子供達に授けると同時に、私達は幼い子供達から神の国に相応しい徳目を覚えられます。(おわり)

 

 

 

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