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クリスマスに応えて

ウイリアム・モーア

2008.12.21クリスマス礼拝

 

 

マタイによる福音書2章1−12◆占星術の学者たちが訪れる

  1:イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、2:言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」  3:これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。

  4:王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。5:彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いてい    ます。6:『ユダの地、ベツレヘムよ、/お前はユダの指導者たちの中で/決していちばん小さいものではない。お前から指導者が現れ、/わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」  7:そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。8:そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。

  9:彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。10:学者たちはその星を見て喜びにあふれた。11:家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。12:ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。

 

 

【最大のクリスマス・プレゼント】

メリークリスマス!今日、私達は主イエス・キリストの御降誕の記念日、クリスマスをお祝い致します。2000数年前に愛である全能の神が全人類の永遠の救いの為、御独り子イエスをこの世に遣わして下さいました。その驚くべき恵みの御業によって、唯一の神は私達に最大のプレゼントを下さいました。ですから、今日その比類なき、貴重なクリスマス•プレゼントを感謝し、記念する為に私達はここに集まりました。

 

 

【プレゼントの評価】

神の素晴らしいプレゼントを覚えるように私達はクリスマスの際に贈り物を家族の人、友人、尊敬する者に送ります。つまり、その贈り物は神のプレゼント、主イエス・キリストを記念します。ですから、今年のクリスマスにも世界中、多くの人々は数え切れない程のプレゼントを送ります。そして、プレゼントにも色々と受け取る人によって評価されます。あるプレゼントは高く評価され、またあるプレゼントはそれ程高く重んじられません。

 

【喜ばれないプレゼント】

私は小さい時、一年中、何よりもクリスマスプレゼントを待ち望みました。そして何か特別に欲しい物があると、それはクリスマスプレゼントのリストに書き込みました。何故ならわが家では毎年クリスマスの前に欲しい物のリストを書いて、両親に渡しました。しかし、お父さんとお母さんはよくリスト以外の物も私達に下さいました。そのリスト外れの物は色々あったのですが、特に歓迎されなかった物は洋服でした。五、六歳の男の子は皆同じですが、洋服にはあんまり興味がありませんでした。色んなプレゼントがありましたが、特に喜ばなかったのは両親が靴下を華やかなクリスマス包み紙に巻いてそこに私の名前を書いてクリスマスツリーの下に置きました。そして、私はクリスマス朝早く起きて興奮してプレゼントを開けました。実は、靴下のプレゼントを開けるとちょっとがっかりしました。「靴下は私のリストにはなかったのに」と思いながら、感謝の言葉も言わずにそのプレゼントをそっとソファーの下に置きました。幸いにリストにある物を見付けると嬉しく興奮したのを今も良く覚えています。こうして、いつも喜びのクリスマスとなり、毎年毎年待ち望みました。しかしながら、私は今もそのリストに載った宇宙船と紙幣印刷機をまだ待っています。

 

【様々な受け取り方】

2000年前、その初めのクリスマスに、神は御自分の最大プレゼント、御独り子イエス・キリストをこの世に遣わして、全ての人々に賜りましたが、そのプレゼントに対して様々な受け取り方がありました。 今朝、聖書から、その受け止め方を学びたいと思います。そして、その学びを通してクリスマスの賜物を私達はどう受け取るべきかを一緒に考えたいと思います。

 

今日の御言葉はお生まれになった救い主イエス・キリストを訪問する為、東方から来た占星術の学者達のお話です。彼等の国は知らされていませんけれども多分ペルシアから来ました。占星術の学者の仕事として空の星とその動きを研究する事でした。ある夜、大空に特別の星が現れて、それは「ユダヤ人の王」の星と受け取りました。そして、彼等はその珍しい星を発見すると、どうしてもイスラエルへ行って、新しく生まれたユダヤ人の王を確かめたかったのです。恐らく、遠い外国の人にも、御子イエス・キリストの降誕を発表する為、神御自身がその星を大空に置きました。とにかく、彼等は星を見ると、たちまち出掛けて、そのイスラエルの王を探しに行きました。

 

旅は結構長かったのですが、彼等は先ずイスラエルに着くとその都エルサレムを訪れました。新しい王が現れると、きっと都で見つかると思ったんでしょう。そして、占星術の学者達はエルサレムに到着すると聞きました。今日の朗読の2節を見て下さい。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私達は東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」(マタイ2:2)

 

間違えなく、外国人の学者達がわざわざ遠くから来て、新しい王として生まれた方について尋ねる事は、都の住民の注意を引きました。更に、その王に自分の星があって、また学者達はその王を拝みに来た事を聞くとエルサレムの人々は驚いた事でしょう。その上、その頃、王室に王になる王子の誕生がありませんでしたから、人々は占星術学者達のお話を聞くと混乱したに違いありません。

 

【ヘロデ王】

当時のイスラエルの王ヘロデもその話を聞くと不安を抱きました。何故かと言うと、恐らくそのユダヤ人の王として生まれた方が預言された神からの救い主であるならば、自分の権力と富などがいつか奪われるかもしれない恐れを感じました。ですから、ヘロデは祭司長や律法学者達を皆集めて、メシア、すなわち救い主の生まれる所を調べさせました。そして、その情報が聖書、神の御言葉にはっきりと記されていたので、彼等はすぐに答えられました。5「ユダヤのベツレヘムです。預言者にこう書いています。『ユダヤの地、ベツレヘムよ、お前はユダの指導者達の中で決して一番小さいものではない。お前から指導者が現れ、私の民イスラエルの牧者となるからである。』」

 

 

 

【救い主を憎むヘロデ王】

救い主は万物の創造主、唯一の真の神によって遣わされ、待ちに待った救い主であっても、ヘロデ王は喜びませんでした。逆に、避けて、救い主を憎んで殺そうとしました。何故でしょう。「私の力、私の王座、私の富を守る為、まだ赤ん坊であっても救い主の命を消すしかない。」言うまでもなく、救い主はヘロデ王のクリスマスリストに載っていませんでした。ですからヘロデはその目的を果たすように企(たくら)みを計画しました。王は占星術の学者達を呼んで、救い主の出生地を教え、こう命令しました。「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。私も行って拝もう」と偽りを言いました。

 

もちろんヘロデ王は 救い主の場所を知る為、占星術の学者達を利用するつもりでした。しかし、かれらは「ヘロデの所へ帰るな」と夢でお告げがあったので、ベツレヘムで赤ちゃんのイエスを訪ねてから、別の道を通って、国へ帰りました。企みが失敗したと分かったヘロデは怒りで青くなって、ベツレヘムにいた二歳以下の男の子を、一人残らず殺させました。しかし、イエスとその両親は神によって守られ、非難する事が出来ました。

 

 

【ヘロデ王の選択】

ここでヘロデ王はイエス・キリストの御降誕にどう反応しましたか。その最初のクリスマスにヘロデ王は占星術の学者達と共にベツレヘムへ行って神様の素晴らしいプレゼント、神御自身の御子を自分の目で見て、喜びで溢れ、救い主を拝む事も出来ましたが、その反対に、彼は恐れと憎しみとテロを選択してしまいました。その故に彼は神の救いと恵みを経験せずに数年後、悲惨な死を向かえました。

 

実は、イエス・キリストは愛する平和の君、恵みと祝福の源ですので、恐れなくても良いのです。ヘロデ王は自己中心的生き方から離れたくなかったのです。残念ながら、心に主イエスの救いの為に余地がありませんでした。

 

【恵みを拒否しないで】

現在も多くの人々は恐れの故にイエス・キリストの恵みをヘロデ王のようによく知っていながら拒否します。何故なら、主イエスに従うより、自分の道が良くても悪くても、楽になっているのですから、変わりたくありません。しかし、私達は選択しなければなりません。このままズルズルと行くか、神が教えて下さった恵みの道を選ぶかなのです。その神の道のみは平安と真の生き甲斐と祝福に至り、その道のみが永遠の命に到達させます。

 

【祭司長達と律法学者達】

もしヘロデ王が自分の恐れを捨てられたら、彼の人生と周りの人々の人生も全然違った事でしょう。今日の聖書の朗読に於ける祭司長達と律法学者達はどうでしょうか。実は、彼等は誰よりも聖書の事が分かって、預言された救い主の約束に一番詳しい人々でした。ですから、占星術の学者達のお話を聞くと、ベツレヘムへ飛んで行って、救い主を迎え、祭るべきでした。しかし、彼等は無関心になり、何もしませんでした。

 

救い主はエルサレムから僅か30キロ離れたベツレヘムにいらっしゃいましたが、調べる気さえもなかったのです。ただ現状を維持したかったのでしょう。恐らく、彼等の場合は良い地位を保って、比較的安定した生活をおくりましたので、ヘロデのように自分の地位と富をリスクにさらしたくありませんでした。救い主をただ無視すれば、いなくなると思ったんでしょう。しかし、言うまでもなく、イエス・キリストはいなくなりませんでした。神の御子として、優れた愛の生き方を教え、そして、全人類の救い主として十字架で私達の罪を贖い、永遠の命の道を開いて下さいました。

 

【現在の祭司長達と律法学者達】

現在も祭司長達と律法学者達のような人々は大勢います。イエス・キリストの事が分かり、聖書についての知識もある程度持ってます。しかし、無関心な人のように主イエスの恵みを求めず、主イエスを信じようとしません。彼等は祭司長達と律法学者達のようにイエスを見る為、ベツレヘムまでも行く気がありません。このままだとある程度現状を維持する事が出来ますが、結局その結果は神の豊かな恵みと祝福を経験出来なくなってしまいます。

 

【占星術の学者達の応え】

最後にクリスマスに対して占星術の学者達の応えを見ましょう。今朝の朗読によりますと、「彼等が王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者達はその星を見て喜びにあるれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼等はひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、役薬を贈り物として捧げた」と記されています。

 

 

学者達は心から救い主イエス・キリストを探し求めました。時間を懸けて真剣にその星に案内され、やっと幼子のいる所まで導かれました。更に、やっとイエスを見た時、ひれ伏して幼子を拝みました。そして、最後に彼等は高価なプレゼントを主に捧げました。つまり、王の王に相応しいものを神の御子に差し上げたのです。

 

【東方の学者達はわたしたちの模範】

実は、クリスマスの際に学者達は私達に素晴らしい模範を示して下さいます。クリスマスに応えて彼等は真剣に主を探し求め、そして、探してから大きな喜びを持って心から主を救い主として拝みました。そうすると、自分達に取って最も貴重なものを主に捧げました。つまり、犠牲的に主に仕えたのです。

 

どうか、今年のクリスマスに私達一人一人も、東方の学者達を模範として喜びを持って主イエスを救い主として受け入れ、心から主に仕えましょう。そうすると今年のクリスマスこそが本当のメリークリスマスになり、今から永遠まで恵みと祝福に至ります。 (おわり)   

 

 

 

 

 

 

 

 

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